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参考
http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/wls/docs81/plugins/isapi.html#100382


IISのプラグイン ファイルはココにある。

C:\bea\weblogic81\server\bin\iisproxy.dll   (32ビット用)
C:\bea\weblogic81\server\bin\win64\iisproxy.dll  (名前から想像するに、64ビットOS用)

32ビット用を今回は使いましょう。

iisproxy.dll の設定

iisproxy.dll の主要な役割は、拡張子により、他のサーバへルーティングするもののようです。

 規定のWebサイトのプロパティを開く

マッピングを追加します。

この意味は、拡張子がJSPのものは、iisproxy.dll にて、フックせよ
という意味になります。

一度実験をしてみましょう

mysarver に 、〜JSPをデブロイして、7001とかをいれなくても起動できれば良いわけですね

次に、DLLが参照するiniファイルの設定を行います。


# iisproxy.ini
# このファイルでは、IIS/WebLogic プラグイン用の
# 初期化パラメータの名前と値の組み合わせを指定する


WebLogicHost=localhost
WebLogicPort=7001
ConnectTimeoutSecs=20
ConnectRetrySecs=2

Debug=ON
WLLogFile=c:\aaa\iisProxy.log
WLTempDir=c:\aaa

パラメタの切り方は
http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/wls/docs81/plugins/plugin_params.html#1154712
などを参照の事

ファイル名は固定で、iisproxy.ini です。これを iisproxy.dll  と同じフォルダに置く必要があります。
なので、system32に 置きました。

今まで起動方法
ウェルカムページがindex.jspなので、末端まで入力しなくても表示されています

フルに指定した場合

ポート番号を設定しなくても、weblogic側にとんでくれました。

しかし、これだど、
サーブレットが起動できません。拡張子がJSPじゃないからです。


そこで、パスによる、プロキシの設定を行います。
こうすれば、拡張子ではなく、urlの一部でWebLogicに、ルーティングしてくれると思われます。

ISAPIを使用します。

このAPIを使用して、iisforward.dll というモジュールを呼び出します。

iisforward.dll は、C:\bea\weblogic81\server\bin\ にあります。

設定方法

Web サイトの [プロパティ] パネルで、[ISAPI フィルタ] タブの追加をクリックして iisforward dll を追加します。

フィルタ名: は単なる識別子みたいです。

iisproxy.ini に、 WlForwardPath プロパティを定義ます。


# iisproxy.ini
# このファイルでは、IIS/WebLogic プラグイン用の
# 初期化パラメータの名前と値の組み合わせを指定する


WebLogicHost=localhost
WebLogicPort=7001
ConnectTimeoutSecs=20
ConnectRetrySecs=2

WlForwardPath=/weblogic
PathTrim=/weblogic

Debug=ON
WLLogFile=c:\aaa\iisProxy.log
WLTempDir=c:\aaa

赤字に注目

パスが/weblogic で始まっていたら がふくまれていたら、iisforward.dll  がフックする事を示します。

PathTrim プロパティにより、パスから/weblogic を削除します。

iisforward.dll  は、パスの最後に、拡張子 .wlforward を追加します。

次に、先ほどの 拡張子によるフォワード(JSP指定)と同様に、.wlforward 拡張子 による指定を設定します。

まとめると、以下のしくみになります。

というわけで、正しく表示できました。


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